ブラック企業を退職して次の職場探しへ…。しかしそこで再度ブラック企業に入社してしまっては元も子もない。できるだけ情報収集をして企業の体質を見極められるようにしよう。

まず見るべきは求人情報である。求人情報からどのようなことが読み取れるか見ていこう。

成果主義とその報酬を殊更に強調している

「がんばればがんばっただけ報われます」
「がんばり次第で入社◯ヶ月で年収が倍に」

がんばればがんばっただけ報酬が上がるというのは理想的なことだろ。しかしそこばかりを強調しているのはとても怪しい.

もしかしたら、実態は基本給ゼロで完全歩合制の営業職かもしれない。それでも営業販路、手法が確立しているのであればまだ考える余地はあるが、新規営業中心でこういった報酬体系になっているのであればそれはかなり過酷な現場だろう。

給与が決まる要素は何なのか、営業職であればインセンティブがどのように決まっていくのか面接などでしっかりと確認をしよう

カタカナの職種を強調する

「ソリューション営業」
「コンサルティング営業」
「カスタマーサポート」

どれも実際に存在する職種であるが、こういったカタカナ職種に単に言い換えているだけのことがある。

こうすることで若い人が関心を寄せてくれるようにしているのだ。 しかしこれらの実態はただのノルマ営業であったり、カスタマーサポートと言いながら苦情受付の窓口であったりする。仕事内容を具体的に調べることが必要である

求人のハードルの低さを強調している

「未経験者でもすぐに活躍できます」
「まずはチャレンジしてみましょう」
「やる気さえあれば大丈夫です」

就職の入り口が広く、入社しやすいのではないか、と感じる広告には注意が必要だ。通常は、未経験者が誰でもすぐに戦力になれるということはない。

経験が浅い人でも成果が出せるかわりに労働時間が非常に長い、といったトリックがあるかも知れない。入社から一人前になるまでのプロセスをしっかりと確認しよう。

このような広告を長期にわたって掲載している企業はさらに要注意だ。常に人材が出入りしており、人を酷使する体質なのかもしれない。

大手企業だから安心?

名前をよく聞く大手企業なら安心という気持ちも理解できるが、必ずしもそうとは限らない。

大手企業名につられて応募をしたら、実際は派遣社員として派遣されるものだった、関連会社に出向させられることが決まっていた、などということもある。

世間を賑わしているブラック企業に大手企業の名前が挙がることも多い。イメージだけで職場を選ぶのは大変に危険なことである